認知症になっても住み慣れたお家で、できるだけ長く暮らすためには、お家から通えるサービスで、本人が安心して利用できるところがあったらいいですね。
そこで、今回はデイケア《通所リハビリ》とデイサービス《通所介護》の違いなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
なかなか、理解しにくいですよね・・・
同じ医療職でも、デイケアとデイサービスの違いがわかっていないなと
思う事が時々あります(悲しいけど・・・)
デイケアやデイサービスに対する世間の印象は?といいますと、個別のリハビリもするけど、集団でゲームをして楽しく遊ぶところというイメージをされる方が、まだまだ多いのではないでしょうか?
先日、87歳でひとり暮らしの義母に、リハビリをして欲しいなと思い デイケアをすすめたら、『わたしは、幼稚園みたいなとこ行きたくないなぁ』 との返事でした。
いやいや、みんなでゲームもするけど、体を動かしたり、頭を使ったり、よく考えると全部リハビリなんですよと説明しましたが、行こうかな。とはなりませんでした。
もっともっと、介護保険のサービスについて知って頂くために頑張らなきゃいけないなと思いました。
ご家族やケアマネージャーが、認知症高齢者にとっていいところと思っても、ご本人が納得されず利用につながらず、お困りのご家族は多いと思います。
なかには、仲の良い知人や信頼しているお医者さんに勧められたり、少し慣れるまでご家族が一緒に利用することで、行くことが楽しみになったケースもあります。
嫌がるから無理とあきらめず、根気よく、利用につながりそうなタイミングを待つことも大切だと思います。

はーとぴあの大野です。
老老介護、独居高齢者、それぞれたいへんですが、仕事を持ちながらや子育てしながらの介護もとってもたいへんですね。
子供が小さいとき、保育所に預けて仕事をしていたのですが、病気になったときとか、仕事がずれ込んだりしたときは(しょっちゅうです!)本当に困りました。
デイケアやデイサービスを選ぶとき、ご本人の思いを大切にするのはとても大事なのはいうまでもありませんが、ご家族が介護や、逆に、仕事をなげださないといけなくなっては大変です。
病気のときも対応してくれるところ、早朝から、あるいは遅くまでサービスが使えるところもできてきています。
御事情によりそういうことも参考にしてくださいね。
介護される方の「無理は禁物」です。