2016年05月26日

認知症! 中核症状ってなんだろう?

松下介護老人保健施設の施設長の大野 と看護師の浅田 で

ラジオネーム『ほりえもん やすべえ』さん、FAXありがとうございます(*^◯^*)
100歳になられるお母様のお話でしたね。
普段は面会にいっても余り反応がないのに、
隣に寝かせたひ孫さんが泣いてしまったら(≧∇≦)
なんと 、しっかりとひ孫さんを あやされたんですね(*^◯^*)

なんて微笑ましい光景なのでしょう
頑張って子育て、孫育てをしてこられたお母様は、泣いてるひ孫さんを見て
昔の懐かしい情景が甦ってきたのでしょうか。

施設でも、
子供たちが来てくれたときの利用者さんたちの笑顔の大きさは格別です
小さい人たちのパワーはすごいですね。


さて、今日は認知症の 症状についてお話しましたがいかがでしたか?

認知症の症状は、大きくつに分けられます。
脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったために出てくる中核症状と中核症状があって、そこに心の状態や性格・環境などが加わって出てくると言われて
いる周辺症状です。

認知症は治る病気ではないと言われています。
中核症状には物忘れや場所や時間がわからなくなったり、
物事の理解・判断力が低下したり、いろんな算段ができなくなったり、などがありますが、この中核症状を治す方法がないからです。
だから、トイレに目印をつけるとか、
いろんなことをわかりやすくする工夫を考えることが必要です。

とはいえ、治すことは出来なくとも、認知症の進行を ゆるやかにすることはできます。
お薬での治療や運動、生活習慣の改善などですね。
これについてはおいおいお話していきたいと思っています。

同時に、家族や介護スタッフなどの周囲を疲弊させ、ご本人もつらいだろう周辺症状をいかに少なくするか、も穏やかに暮らすためのポイントになります。
次回は、この周辺症状についてお話したいと思います

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posted by FM-HANAKO 認知症ほっとサロン at 16:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

『認知症の星』が奏でるハーモニカの音色

NPO法人 ことはじめの森安美です

今日のゲストは守口市在住の市村香代子さん。

市村さんのお父さんは、6年くらい前に認知症に…。
認知症になった頃は、元気がなくなり、一日中イスに座っていたそうです。

心配した娘の市村さんが思い出したのは、子どもの頃にお風呂場で得意のハーモニカを演奏してくれていたお父さんの姿。引出しにしまってあったハーモニカを手渡してみると…

最初はメロディーを思い出せなかったものの、徐々に体に沁みついたメロディーがよみがえってきて…ついに傘寿の祝いの席では親戚を前に演奏するまでに

すると親戚一同みんな大喜び。お父さんもみんなの笑顔に上機嫌

これはイケる!と確信を持った娘の市村さんは、お父さんを「認知症の星」と名付けて、デイサービスで演奏の機会を作ってみたそうです。

いつしか「認知症の星」の噂は広まり、あちこちで引っ張りだこ。

まさにスターとなった「認知症の星」と、自称マネージャーとなった娘は、2年間で約70回もの演奏活動を続けられました。たくさんの方々が、優しい音色とともに勇気を受け取ったことでしょう。

2014年12月にお父さんは他界されました。

番組内では、生前に録音してあったお父さんのハーモニカ演奏「星の世界」と「ふるさと」を流しました。心に響く、とても優しい音色でした

市村さん、そして天国のお父さん、今日は本当にありがとうございました

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posted by FM-HANAKO 認知症ほっとサロン at 18:51| Comment(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月03日

災害時、認知症の方をどう守る?

こんにちは。NPO法人ことはじめの森安美です

熊本地震から約2週間。認知症の方や、介護するご家族は、どこで、どのような想いで過ごされているのだろうかと、とても心配です。

避難所での生活は、環境の変化、集団生活、落ち着かない空間、騒音など…認知症の方にとって苦手なことばかりで心身に大きな負担がかかります。

少しでも負担を減らすにはどうすればいいのでしょうか。

東日本大震災の後、実際の事例を調査した「避難所での認知症の人と家族支援ガイド」(認知症介護研究研修仙台センター)が作成されています。

その中で、認知症の人が避難所で過ごすことのできる条件の第一位として認知症の人に対する「周囲の理解」が挙げられていました。

ということは…、やはり日頃から認知症について、地域全体で理解を深めていくことが災害時にも活きてくる大切なことなんだ!と改めて感じました。


だからこそ「認知症ほっとサロン」では、認知症のことや、認知症とともに生きる方々の想いをしっかりとお伝えしていきたいと思っています


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「認知症ほっとサロン」はJCBA近畿地区協議会主催の「第18回JCBA近畿コミュニティ放送賞」情報・教養番組部門において優秀賞を受賞いたしました。詳しくは4月29日のスタッフ日記をご覧ください。
番組が始まって1年、これからもこの番組で介護されている方々が少しでも「ほっと」していただけるように、そして認知症や介護、福祉に関する知識が気がつけば身についていたというように、親しみのある番組にしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
                    
                     出演者・スタッフ一同
posted by FM-HANAKO 認知症ほっとサロン at 11:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする