2016年06月27日

認知症になれば、誰でも現れるとは限らない周辺症状!

松下介護老人保健施設の医師の大野 悦子と看護師の浅田 久子です
「楽天家」さんからメールでのご質問を頂きました。ありがとうございます(*^◯^*)
『認知症は中鎖脂肪酸で良くなるのかな』というご質問でした。

アメリカの女医さんが若年性アルツハイマー型認知症になったご主人に
中鎖脂肪酸を多く含むココナッツオイルを毎日食べさせたら
症状が改善して進行も止まった。と報告されたことですね。
アルツハイマー型認知症の脳は、
エネルギー源の糖がうまく使えずエネルギー不足になるので
糖の代わりにエネルギーとなるケトン体が必要になる、
そのケトン体が中鎖脂肪酸から効率よく造られるので、
アルツハイマー型認知症の脳に良い、という話ですね。

ただ、まだきっちりとした試験や統計が発表されていないので
今のところは可能性がある、というレベルになります。
もともと食品ですし、試しやすいと思いますが、
ケトン体が増えないほうがよい場合もありますので、
持病のあるかたは試す前にまずはかかりつけの先生にご相談してくださいね。

さて、今日は認知症の周辺症状についてお話しました。
周辺症状は行動心理症状やBPSDとも言われ、
介護する人や周りの人から見ると、
わけのわからないちぐはぐな行動であったり、
介護が大変になるため「問題行動」と思えたりするものです。

でも、
物忘れが増え、
今まで出来ていたことが段々と出来なくなっていく・・・。
周りからの視線も気になり、
「こんなこともできないの」とか言われる・・・
つらいですね。
この辛い思いを何とか乗り越えようと
必死に頑張るなかから周辺症状はでてくるのだと言われています。

次回は介護や対応のしかたにつながる
「周辺症状の考え方」などをお話したいと思います。

*写真は、認知症フロアのベランダで利用者さんと一緒に育てているお野菜です(*^◯^*)

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posted by FM-HANAKO 認知症ほっとサロン at 20:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

定期巡回・随時対応型訪問介護看護について

こんにちは。NPO法人 ことはじめの森安美です

今回は、けいはん医療生活協同組合で定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスを提供されている「いつでもみどり」の訪問看護師、清水まどかさんにゲストでお越しいただきました。

この超ロングな名前のサービスの内容を簡単に言うと、24時間365日ヘルパーさんがいつでも対応しますよ〜というお一人暮らしの方には心強い介護保険で利用できるサービスなんです。

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なんと、ご利用者の方のご自宅と、「いつでもみどり」の事務所の間は、テレビ電話でつながっています。

ご利用者の方も、ヘルパーさんの顔が見えて安心、ヘルパーさんもご利用者さんの様子がわかって安心なシステムとなっています。

ヘルパーさん「〇〇さ〜ん、こんばんわ〜。お薬飲む時間ですよ〜!」

ご利用者さん「そやったなあ、今飲むわな、ちょっと待ってや〜」


テレビ電話の画面には、こたつに座ってテレビを見ながらお薬を飲む利用者さんの姿が見えます。

ご利用者さん「はいはい〜、いま飲んだで〜ほら見てみぃ!」

テレビ電話に向かって空っぽになった薬の袋を笑顔で振って見せてくれます。

ヘルパーさん「は〜い!わかりました。〇〇さん、じゃあおやすみなさい」

ご利用者さん「おやすみ〜」


なんだか遠距離恋愛のカップルみたい

いつでもつながる安心感が、このサービスの最大のメリットかもしれませんね。
私も高齢者になったら、このサービスは利用してみたいものです!
イケメン介護男子が当直の日には、テレビ電話かけまくったりして!

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posted by FM-HANAKO 認知症ほっとサロン at 10:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする